クレジットカードが不正利用された話

こんにちは、KKTR(@kkt_witte_r | Twitter)です。

今回のクレカネタは不正利用です。自分が使っていたカードが勝手に使われていました。
 
こんなことを言うと「やっぱりクレジットカードは危険じゃないか!」って言う人がいますが、そうではありません。
 
 

カードが不正利用されても支払う必要はありません

 
結論から言いますが、身に覚えがないカード利用をカード保有者が支払う必要はありません。
 
ただし、所有者がクレジットカードを正しく利用していることが条件です。
普通に使っていれば大丈夫です。詳しく見ていきましょう。
 

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クレジットカードには盗難保険がついている

日本で発行されているほぼすべてのクレジットカードには盗難保険がついています。
年会費25万だろうが無料だろうが同じです。例えば年会費無料で有名な『楽天カード』も盗難保険がついています。

※万が一、不正に利用されていることが判明した場合は、所定の手続きと調査のうえ、
会員様に重大な過失がないと判断した場合は、会員様に被害額をご負担いただくことはございませんのでご安心ください。

ご利用覚えのない請求に関して|楽天カード
 

約60日以内の利用に限る

 
期間はカードにもよりますが、身に覚えがない利用がされた日から約60日以内でないと補償されません。
気づくのが遅いと自己負担になってしまいます。こまめに明細は確認しましょう。
 

補償されないケース

60日以内であっても補償されないケースがあります。これが「クレジットカードを正しく利用」ということです。普通に使っていれば大丈夫ですが案外そうでもない人がいるみたいです…あなたは大丈夫でしょうか?見ていきましょう。
 

暗証番号も漏洩していた

クレジットカードには4桁の暗証番号が設定してありますよね。これは本人でしか知り得ることができません。
これは家族であっても教えてはいけません。
 
例えば、三菱UFJニコスのDCカード規約にもこうあります。

 第14条(カードの紛失、盗難事故の場合の責任と免責、再発行、偽造等)

(中略)次のいずれかに該当しない限り当社が負担します。

(中略)(9) カード利用の際使用された暗証番号と登録された暗証番号が一致している場合、ただし、登録された暗証番号の管理において会員に責任がないと当社が認めた場合は、この限りではありません。

DCカード DC個人会員規約|クレジットカードなら三菱UFJニコス

家族と暗証番号共有していたりして勝手に利用したとしても補償されない可能性があります。
 

カード裏に署名していなかった

 
 カードが届いたら最初にすることは「カードの裏に署名」です。当然やってますよね。
 していないって人は必ずしてください。空白のまま利用するのは非常に危険です。
 
 先程と同じく三菱UFJニコスの規約にも補償されない条件の1つです。
 

(8)カード裏面に会員自らの署名がない場合

仮に悪い人が空白の署名欄にニセの署名をすると不正利用し放題です。
 

 

私の不正利用の経緯

 
今回不正利用にあったカードは『dカード GOLD[VISA]』です。
 

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dカード GOLD

(このカードの魅力については今後機会があれば記事にします。年会費は10,800円かかりますがドコモを使ってる人は爆アドなのでぜひ検討してみてくださいね)
 
ちょうど東京へ遠征に行っていて「Kyash」というサービスを利用するためにクレジットカードを登録しようとした時です。
 
なぜか登録ができないんですね。ただこの「Kyash」というサービス、当時少し問題があったのでまあkyash側の問題だろうと思ってましたが一応確認のためコンビニで数百円の支払いに使ってみると
 
店員さん「これ使えませんね…」
 
さすがにおかしいです。カードが利用できない時やることは1つです。
 

カード会社に連絡

 
カード裏に書いてある電話番号に電話します。
  
少し時間はかかりましたがコールセンターのお姉さんに繋がりました。
 

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お姉さん「カードが不正に利用されている恐れがあるため、カードの利用を一旦停止しております」
  
ん?なんか前も似たようなことあったな…でも止められそうなことした覚えはないぞ
 
 
 
 
お姉さん 「○日の深夜3時ごろ、イタリアの〇〇というお店で800ユーロのお支払いがありますが身に覚えがありますでしょうか?」
 
 
 800ユーロ!?!?!?!?!?(約10万円)

というか、イタリアには行ってませんし行く予定もありません。
 
身に覚えのない支払いであることを伝え、即カードの停止、再発行になりました。
 
 
カードを正しく利用していたので当然、

不正に利用された約10万円を払う必要はありません。
 
 

不正利用検知システム

 
クレジットカードには不正利用を検知するシステムがあり、常日頃から不正利用に目を光らせています。
怪しい利用は機械的に一旦止めているわけですね。

ちなみに以前このシステムに不正でもないのに止められたことがあります。

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今回はどうやら最初の800ユーロの支払いが行われた後、また同じ店でユーロの支払いがあったらしいのです。
そこで検知システムが起動してそれ以降は使えなくなったわけです。
 
以前腹を立てたシステムに救われる形になりました。
 

再発行の注意点

再発行の際、特に支払い等はありませんでしたがカードによっては手数料がかかる場合があります。
 
また、番号は変わってしまうので定期的な支払いがある場合は変更の手続きが必要です。停止した古いカードはハサミで切り刻んでおきましょう。
 

海外のサイトから流出?

明確な原因はわかりませんが心当たりはありました。

海外のサイトでこのカードを入力して利用した覚えがあるからです。おそらくそこから流出したのかなと思います。
 

対策は

海外でも使えることが魅力ですし、国内でも今後キャッシュレス社会はますます進むと思われます。
これからも快適に利用するために対策を頭にいれておきましょう。
 

利用明細はこまめに確認する

最初のほうでも書きましたが発見が遅れると補償されない可能性があります。
今回は検知システムに助けられましたが、毎回そうとは限りません。
 
こまめに確認する癖をつけましょう。
最近はスマホアプリで簡単に明細を見ることができます。むしろアプリで見れないのはおすすめできません。
 
 

PayPal(ペイパル)を使う

いやでも海外のサイトで使えるからカードは便利なんだよって話だと思います。私も海外のサイトから航空券買ったりライブイベントのチケット買ったりしてます。
そこで可能なら『PayPal』を使いましょう。
 
ペイパル、ご存知でしょうか?(ちなみに今話題のQRコード決済「PayPay(ペイペイ)」とは全くの別物です。ファイヤーとファイアローくらい違います)
PayPalはメールアドレスを使ったPayPalアカウントを使い支払いを仲介するシステムです。

金銭のやり取りをPayPalが仲介するのでクレジットカードの情報が相手には伝わりません

多くの個人、企業がPayPalを導入しており安全と言われています。アカウント作成も無料なので機会があったら利用してみましょう。

PayPal(ペイパル) – かんたん&安全なオンライン決済サービス

 

カードを無くしてしまった場合

 
財布を落としてしまったりカードを無くしたら即カード会社に連絡しましょう。クレジットカードのコールセンターはカードによって利用時間が決まっていますが、「盗難、紛失」に関することは24時間365日動いています。
 
カード無くしたから裏の電話番号わからないよって人も検索したらすぐ見つかるはずです。
よく利用するカードは別で番号メモしておくと安心ですね。慌てず対処しましょう。
 
 

まとめ

もし財布を落として大量の現金を使われたらほぼ返ってこないですが、クレジットカードを使われても補償されるのでやっぱり安全だなあと身にしみた体験でした。
まさか自分が?とは思わず明細の確認は定期的にしましょうねというお話でした。

 
それでは、次の現場でお会いしましょう。

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