JALスマイルキャンペーンはJGC修行2023の有効手段となるのか

こんにちは、KKTR(かくてる)です。

JALより大きなセール告知が来ましたその名も「JALスマイルキャンペーン」です。

JALスマイルキャンペーン

特に大きく目を引くのはGWを含む2023年4月〜6月が全路線6,600円といった非常にインパクトのあるタイムセールですね。

スマイルキャンペーンのタイムセール期間は搭乗時期によって2つのタイミングがあります。

  • 〔販売期間1〕2023年3月9日(木)0:00~3月11日(土)23:59

    〔搭乗期間1〕2023年4月14日(金)~4月28日(金)、5月1日(月)~5月2日(火)、5月8日(月)~5月31日(水)

  • 〔販売期間2〕2023年3月12日(日)0:00~3月14日(火)23:59

    〔搭乗期間2〕2023年6月1日(木)~6月30日(金)

 

単純にお出かけしたいという方で日程が決まっているのであればまたとないチャンスと言えます。

 

しかしこれが2023年JGC修行のFOP稼ぎとして考えるのであれば

とにかく飛びつくほど良いとは言えない

というのが私の結論です。以下から解説していきます。

 

なおJALのステイタス制度は2024年に大幅変更が予告されております(FOPのステイタス制度は残ります)
良なるかも悪くもなるかどうかも不明ではありますが、JGC入会に必要な条件が大幅に変更となる可能性もあり、JMBサファイア到達とJALカード所持だけでJGCに入会できるのは2023年までのラストチャンスとも言えます。

 

JALスマイルキャンペーンのFOPは「運賃9」で計算する

まず今回のスマイルキャンペーンでのセール運賃は「プロモーション」という運賃設定となっています。

詳しくは以下を見ていただければ良いですが、主な内容としては

JAL | 国内線プロモーション(運賃一覧)

  • 予約変更は不可
  • 取消は出発55日前であれば5%、54日前から出発前までは50%相当額の手数料がかかる
  • マイル積算率は普通席50%

 

あと「期間限定で不定期に販売」とありますので今後もこのようなセールが期待できますね。

 

スマイルキャンペーン「運賃9」は50%積算かつFOPボーナス無しである点に注意

これまでFOP修行として使いやすい運賃だった「ウルトラ先得」や「特便割引」は積算率75%でしたが、今回のセールで購入する「プロモーション」では積算率50%である点に注意です。

何が注意かと言うと、こればかりは実際に手を動かしてみるとわかりやすいです。公式のFOP計算サイトにいき、「利用運賃カテゴリー」を見てみます。

https://www.jal.co.jp/cgi-bin/jal/milesearch/save/flt_mile_save.cgi

今回のセールで購入した便のFOPの計算をする際には「運賃9」を選ぶようにしてください。

修行の王道路線である羽田那覇路線だと

このように984FOPが獲得できるとわかります。

これまでの羽田那覇片道の獲得FOPと比べると少ないことがわかると思います。

普段の運賃とセール運賃のFOPと単価を比較してみる

ちょうどセール対象日である2023年6月某日で比較してみます。

例えば「往復セイバー」運賃で羽田那覇を往復すると片道は以下のような値段で見つかりました。

2023年6月某日の往復セイバー羽田那覇価格

セイバー価格での羽田那覇は1676FOP獲得できるため

羽田→那覇(往復セイバー)12,627円
1676FOP獲得
FOP単価 約7.53円

となります。対して

 

スマイルキャンペーンは全路線6,600円とは言うものの、おそらく空港利用料(PFC)はかかると思いますので加算したのち、プロモーション運賃にで羽田那覇に乗ると984FOPなので

羽田→那覇(プロモーション)
6,600円+370円(羽田PFC)+240円(那覇PFC)=7,210円
984FOP獲得
FOP単価 約7.32円

となります。FOP単価で比較するとそこまで差はないように見えます。

 

FOP単価がほぼ同じなら獲得FOPは多いほうが良いと思いませんか?安さだけを求めるなら良いですが、獲得FOPが少ないと乗る回数が増えてしまうので結局余計な出費が増えてしまい修行としてはあまり効率的では無いと考えます。

 

セイバー運賃が高額な区間や回数修行で利用できそう

さきほどの例ではセイバー運賃がそこまで高額でなく、FOP単価としてはあまり差がないため微妙といったところでした。

ではセイバー運賃が高額な区間であればプロモーションに軍配が上がると思ったので、ざっと先得カレンダー改め「最安値カレンダー」を見た感じに、羽田ー奄美大島はセイバー運賃でも非常に高額に見えますので少し比較してみます。

 

羽田ー奄美大島の最安値カレンダー

スペシャルセイバー運賃の直行便は多くが片道26,600円でした。(上の画像は乗継割引の値段です。ここでは一旦直行便と比較します)

羽田ー奄美大島(スペシャルセイバー)26,600円
1380FOP獲得
FOP単価 19.27円
羽田のPFCを加算しプロモーション運賃だと以下の通り
羽田ー奄美大島(プロモーション)6,970円
788FOP獲得
FOP単価 8.84円

これならセイバー運賃よりプロモーション運賃が効率もよく狙い目の路線といえるでしょう。

 

せっかくたくさん移動するわけですから那覇往復ばかりだけではなく、この機会にいろいろな場所にでかけてみるのも全然ありかと思います。(スペシャルセイバー運賃の価格は執筆時のものです実際には各自でご確認ください)

 

回数修行での活用

とにかく安く済ませることが効率的と言える回数修行なら活躍できそうです。

 

ただ回数修行の路線は1レグ6,600円以下が多いからいちいちセールに乗る必要はないというそもそもの問題はありますが…

値段が高くなりがちな日や時間帯でおさえることができると効率的でしょう。

 

まとめ

確かに安くFOP単価が良いこともあるが、獲得FOPが50%で多くない点には注意

というのが結論です。

 

あとこればかりは始まってみないとわかりませんが、席数が絞られすぎててあっても買えないみたいなことも予想されます。

アクセス集中が予想されますので、きちんと準備したうえでキャンペーンに臨みましょう。単純におでかけしたいなら絶好のチャンスといえますね!

 
KKTR
(かくてる)
それでは、次の現場でお会いしましょう。

 

最後までご覧いただきありがとうございます!

KKTR(かくてる)
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