こんにちは、2019年「JGCプレミア」まで修行したKKTR(@kkt_witte_r | Twitter)です。
今回はついに成田空港で
JAL”国際線”ファーストクラスラウンジに行ってまいりました。
JALが用意したラウンジの中でも「国際線ファーストクラスラウンジ」は最高峰のラウンジです。どのような場所かと言うと…
目の前で寿司を握ってくれる
豊富な料理とお酒
もちろんシャワールームも完備
なんと靴まで磨いてくれる
JALが自信を持って用意したこの空間は世界中で3つの空港(成田、羽田、フランクフルト)にしかありません。今回は成田空港のファーストクラスラウンジを2時間という短い時間ではありましたが可能な限り堪能してきました。
(2019年12月訪問)
成田空港JAL国際線ファーストクラスラウンジは本館とサテライトの2箇所
ファーストクラスラウンジは第2ターミナル出国後エリアに2つあり、第2ターミナルの南側から出国するとすぐ目の前に見えてくるのが本館です。
サテライトは搭乗ゲート80番以降のターミナルになっており、本館から少し距離もあるため搭乗ゲートがサテライトにある人はサテライト側の利用もしたほうが良いでしょう。
今回は時間もなかったので本館のみ利用しました。
利用条件
改めて利用条件をおさらいします。ワンワールドアライアンス加盟航空会社の出発搭乗券を持っており、以下のいずれかの該当者であれば利用できます。
・JGCプレミア会員
・JMBダイヤモンド会員
・ワンワールドエメラルド会員
・以上の資格を持った人の同伴者(1名まで)
簡単に言えば
超高い航空券を購入した人か
JALの最上級会員の人
が利用できます。
JGCに入会可能となる最低ラインの「サファイア」では利用できません。私は今年「JGCプレミア」まで修行したのでこの資格で利用することができました。(持ってた搭乗券はエコノミーです)
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成田空港ファーストクラスラウンジ本館4階エリア
ファーストクラスラウンジは4階がメインエントランスになっているので4階からまずは攻めていきます。さらに成田ファーストクラスラウンジの4階エリアは2019年4月よりリニューアルしたばかりです。
エスカレーターから登っていくと…見えてきました。
ここがJAL最高峰の国際線ファーストクラスラウンジ!いざ潜入します!
2019年4月リニューアル後の成田空港国際線ファーストクラスラウンジは以下の3つのエリアでできています。
・ビュッフェスタイルに加え、スタッフが取り分けるお料理を提供するメインのダイニング『JAL’s Table』
・マッサージチェアなどソファを中心としたゆっくりと寛げる空間『Loungeエリア』
それぞれのエリアを見ていきましょう。
鮨 鶴亭
エントランスから左手に進み広がるのが寿司職人が目の前で寿司を握ってくれる『鮨 鶴亭』です。
ファーストクラスラウンジには
寿司職人がいます!!
握り寿司が食べられるんです。
週によって寿司ネタは異なります。モニターに大きく表示されているのでわかりやすいですね。(後ろにマグロが見えるこの時点でワクワクしますよね)
私が行ったときは「マグロ中トロ」「ヤリイカ」「玉子」でした。「セットで」とオーダーすると上記3貫が提供されます。
ちなみに、中トロ3貫などでオーダーも可能です。このあと並び直してマグロだけ頼みました。
そしてJALファーストクラスラウンジにとって要注目なものがこの周辺にあります。カウンター付近には飲み物としてソフトドリンクやビールがもちろん置いてあるのですが
その反対側に日本酒と
そしてワインとシャンパンがあります。
ここに英国王室御用達の『ローラン・ペリエ』が置いてあるんです。
シャンパンに詳しくない私でも名前だけは聞いたことがあります。このローランペリエはJALのラウンジの中では「国際線ファーストクラスラウンジ」にしか置いていないのです。
ぜひファーストクラスラウンジに来たら1杯キメていきましょう。出発前の特別感がこの空間もあいまってよりいっそう深まると思います。
ちなみにお酒が並んでいる場所はここ以外にもいくつかあるのですが、「ローラン・ペリエ」が置いてあったのは4階ではこの『鮨 鶴亭』の付近だけでしたので注意してください。(3階にも1箇所あります)
JAL’s Table
ラウンジに入ってから右手、ここからさらに左に行くと広がるメインダイニングが「JAL’s Table」です。
こちらは様々な種類の料理が楽しめます。
注目すべきはこちら。モニターに表示されているメニューをオーダーするとスタッフが取り分けてくれます。
お食事メニューは時間帯によって変わるみたいで私が行ったのは朝方なのもあり朝食メニューが多かったです。
さっそくオーダーしていきます。日本の航空会社なのでまずは和食でしょう。
そして次は「アメリカンモーニングプレート」
「デザートプレート」にまで手を出しました。
オーダーカウンターのすぐとなりにはビュッフェスタイルでとりわけできる料理もあり、ここにはJALの国際線ラウンジを語るうえで欠かせない「JAL特製ビーフカレー」通称「JALカレー」が置いてあります。
これを食べなきゃ出国できませんね。
また、こちらにもソフトドリンクやお酒類の飲み物に加え
種類豊富なパンやチーズ、フルーツ類に加え「たい焼き」もありました。たい焼きは外国人ウケが良いみたいで自分が見た感じこのあたりにいた外国人の方はみんな取っていた気がします。
本当はラーメンも食べたかったのですが、さすがに食べすぎなのでやめました…
ラウンジの食事メニューはこちらで見ることができます。
https://www.jal.co.jp/inter/service/lounge/pdf/first/nrt_food.pdf
JALカレーなどのビュッフェスタイルで置いてある料理はサクララウンジと同じものが置いてあるように感じました。
成田空港国際線のサクララウンジについてはこちら
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Lounge エリア
エントランス入って右手、さらに右へ向かうとゆったりとした椅子が用意されているのが「Lounge エリア」です。「JAL’s Table」は明るい雰囲気と広々とした空間でしたが、こちらはあまり広くないものの落ち着いた雰囲気なのが特徴です。
ちょうど朝方だったので朝日が差し込みとても気持ちが良いです。
このエリアにはガッツリ食事は置かれていませんが、飲み物はソフトドリンクとお酒がしっかり用意されているのでわざわざ「JAL’s Table」のエリアまで行かなくても良いので食事を終えたあとはこちらでゆったりするのがいいですね。
その他基本的な設備
その他、ラウンジにある基本的設備は揃っています。
・大きめな荷物を一旦預けられるクローク
自由に暗証番号を決めて鍵をかけることができるタイプです。
・電話専用ブース
急に電話が来たときも周りを気にせず通話できますね。
・綺麗なトイレ(2箇所)
特に入ってびっくりしたのはトイレです。手を拭くのがよくある紙を引っ張るやつではなく、このタオルを使って良いわけです。入った瞬間山積みされていて何事かと思いましたwまた、トイレの数が多いのも良い点です。
成田空港ファーストクラス3階エリア
次に3階エリアに向かいます。こちらは2019年10月にリニューアルされたばかりなのでとても綺麗でした。
4階Loungeエリアのクローク周辺にエレベーターがありそこから降りることが3階エリアへ向かいます。
JAL’s SALON
こちらもソファを中心とした空間で非常にゆったりできます。
ソフトドリンクやお酒もきちんと用意されており、ここにも「ローラン・ペリエ」が置いてあります。
さらにこのようなバーカウンターでオーダーも可能。バーカウンターでは和菓子やウイスキー、ジンを注文できます!
私が行ったときはイケメンのマスターにジンをいれてもらいました。
ふかふかのソファでゆったりできます。
また、各席にはカード型のメニューが綺麗な箱に入って置いてあるので席に座りながらでもオーダーができそうです。
シューシャインサービス
JOHN LOBB (ジョン ロブ) 社のコラボレーションで実現した靴磨きサービスです。専門スタッフが靴磨きまでしてくれます。
正直のところ4階でかなり満足してしまってて3階を覗く時間がありませんでした。ここまで回ってもなおまだサテライトが残っていますから機会を見つけて再訪を検討中です。
その他基本的な設備
4階同様にトイレ、クローク、電話ブースも完備。またここには喫煙所もあります。私は吸わないので立ち寄っていませんがきちんとソファが用意されているみたいです。
今回は時間が無く立ち寄っていませんが「ファーストクラスラウンジ専用のシャワールーム」もありました。こちらは次行くときは立ち寄りたいと思っています。
ファーストクラスラウンジの残念な点
こんな豪華な空間ではありますがちょっと残念な点があります。
飛行機が見えない
滑走路が覗ける窓が「JAL’s SALON」のほんの一部しかなく、4階からは全く見えませんでした。やっぱり滑走路を眺めるのも空港ラウンジの魅力の1つだと思うのでこれは少し残念な点ではあります。
ただ、サクララウンジでは滑走路がガッツリ見えるのでサクララウンジに行くのも手だと思います。ファーストクラスラウンジに入れる人はすべてサクララウンジに入ることも可能ですからね。
時間帯によっては人が多すぎる
自分がもう出発のため退出しようかなと思ってた時間には人がちょっと多く広いとはいえゆったりできるかと言えるかは怪しい人数でした。
サテライトのほうは空いているということもあるみたいなので、この場合はサテライトや可能なら他のワンワールド系列のラウンジに逃げるのが手なのかなと思います。
国際線JALファーストクラスラウンジに入るには
ここまで紹介してもすべてを紹介しきれませんでした。そんなファーストクラスラウンジに入りたいという方へ最初にも少し説明しましたが、少し掘り下げてみます。
ファーストクラスを発券する
JALのファーストクラスはめちゃくちゃ高いのでとても現実的ではない人がほとんどだと思います。
ですが、マイルを利用して発券した「特典航空券」のファーストクラスであれば現実的なラインになりますから、修行したくないって人はこちらを狙うのがベストでしょう。
JGCプレミアかダイヤモンドまで修行する
一般的にファーストクラスラウンジに入れるまで修行するには1年間で約70~80万かかると言われています。自分は修行して入ることができました。
この修行をいかに効率的に行うかどうかで費用は全然変わってきます。自分の経験を通した修行の考察は当ブログで詳しく解説しています。興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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同行者として入る
費用で見ればこれが一番安いです。ちなみに行き先は同行者と同じじゃなくても良かったりします。
まとめ
JAL国際線ファーストクラスラウンジは凄すぎた…やっぱり寿司が最高ですね!
もしJGC修行を今後予定しているなら、余裕があるならJGCプレミアまで修行を検討しましょう。5万FOPを稼げた年なら8万FOPまで突き進めるチャンスでもありますからね。
本当にファーストクラスラウンジが必要かどうかは入れる人にしかわかりません。チャンスがあるのなら最上級会員になってみてからの景色を一度体験してから判断をするのも遅くはないはずです。
それでは、次の現場でお会いしましょう。