修行なしでJGC!?一切飛行機に乗らずにJALグローバルクラブに入会する方法

こんにちは、KKTR(かくてる)です。

 

一切飛行機に乗らずともJGC(JALグローバルクラブ)会員になることができる方法があります。

これは別に裏ワザでもなんでもなく正攻法なので、なんだよ知ってるよという方もいると思います。

 

 

それは「JGCの家族会員カード」を発行することです。

例えば、夫がJGC会員であれば妻にJGC家族会員JALカードを発行することで

妻もJGC会員としてのサービスを受けることができるのです!

 

最初にも言った通り、これは裏ワザでもなんでもなく正攻法です。きちんとJGCの公式ページに以下のように書かれています。

本会員と生計を同一にする「配偶者」、「ご両親」、「18歳以上のお子さま」は年間のご搭乗実績にかかわらず、ご希望に応じて家族会員としてご入会いただけます。JALグローバルクラブやJALカードのサービス(一部対象外)なども本会員と同様のサービスをご利用いただけます。

家族会員のご入会基準はJALカードお申し込み資格に準じます

https://www.jal.co.jp/jalmile/jgc/enroll.html

 

当然と言えば当然ですが、JGC家族カードにも年会費がかかります。しかしその

年会費の最低額はCLUB-Aの11,000円です。なんとJGC本会員と同額です。

 

先程の例で言えば夫の本会員カード妻の家族カードそれぞれで年会費を支払う必要がありますが、逆を言えばそれだけでJGCを維持できてしまうのです。

妻に至っては一度も飛行機に搭乗しなくてもJGCに入会でき、年会費さえ払えば維持できる

これが「修行なしでJGCになれる」カラクリなわけですね。

 

家族会員カード(カードの種類) – JALカード
https://www.jal.co.jp/jp/ja/jalcard/card/family.html

 

JGCのJALカードは家族会員カードを発行できる

JGCの入会には搭乗実績の条件を満たした上で「JALカード」の「CLUB-A」以上を「JGC JALカード」に切り替えることができれば入会できます。

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その後、本会員と生計を同一にする「配偶者」「ご両親」「18歳以上の子ども」になら家族会員カードを発行できるので発行すればJGC会員のサービスをその家族会員でも使えるというわけです。

 

JGC家族会員カードは通常のJALカードの家族会員カードより年会費は高い

通常のJALカードにも家族会員カードがありますが、JGCの家族会員カードとでは年会費が異なることが注意点です。

JGCの家族会員カードの年会費は以下。

◆ プラチナ 27,500円
◆ CLUB-Aゴールド
 AMEX 20,900円
 ダイナース 24,200円
 VISA、MasterCard、JCB
 17,600円 (Suica 20,900円)
◆ CLUB-A 11,000円

そして、通常のJALカードの家族会員カードの年会費は以下の通り。

◆ プラチナ 17,050円
◆ CLUB-Aゴールド
 AMEX 20,900円
 ダイナース 9,900円
 VISA、MasterCard、JCB
 8,800円 (Suica 20,900円)
◆ CLUB-A 3,850円
普通カード 1,100円
 AMEX 2,750円

(普通カードではJGCに入会できない点には注意)

このようにJGCの家族カードは通常のJALカード家族会員よりも年会費は高くつきます。

家計全体として見れば維持費が倍になってしまうとも考えきれます。

 

家族会員が単独で旅行するとより効力を発揮する

夫婦を例にして、ここで夫はJGC会員とします。

 

夫婦で旅行の際にJAL便利用なら…

夫がJGC会員なので『サクララウンジ』が使えて、JGC会員の同伴者として+1名まで利用が可能です。この場合同伴者で入っているので妻は別にJGC会員でなくてもサクララウンジを利用できます。

 

しかし、夫が同伴せずに妻が単独で旅行する場合はステイタスを持っていない妻は当然サクララウンジの利用はできません。

 

ここで妻がJGCの家族会員カードを持っていると…

JGCのサービスを受けれるため単独でもサクララウンジが使えてしまうのです。

さらに、妻の同伴者として+1名を利用させることも可能なので妻とその友人などで旅行の際にも有効活用できます。

これをうまく利用すると夫婦で旅行する際に夫の同伴者として+1名、妻の同伴者として+1名と合計で4人で利用することだって可能です。子どもが2人いる家族はこれでラウンジ利用している方もいるのだとか

妻が単独で旅行することや、 同伴者の利用が多い場合は家族会員カードを発行することでよりJGCの効力を発揮しますね。

 

パートナーステイタスコースとの違い

JGCプレミア、ダイヤモンド達成者のみに得られる『JALサービスセレクション』

JALからのお中元みたいなもので、いくつかのコースから選んだものがプレゼントされます。

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このコースの一つに『パートナーステイタスコース』というのがあります。これは自分の持っているステイタスを配偶者などに無料で付与できるという破格の特典です。

家族会員と似たようなシステムですが『パートナーステイタスコース』のメリットデメリットを挙げると少し違います。

メリット

  • JGCプレミア、ダイヤモンドを付与できる
  • ステイタスを付与できるパートナーの範囲が広い

 

デメリット

  • 本会員はJGCプレミア、ダイヤモンドを維持し続けなければ維持できない
  • 1年おきに内容が確定するため良くも悪くも制度が見直される可能性が高い

 

JGCプレミア、ダイヤモンド資格を付与できる

 家族会員カードはJGCのサービスを付与できますが、サファイア以上のステイタスを本会員が持っていても家族会員はJGCのステイタスのままです。

夫がJGCプレミアだとワンワールドエメラルド資格を得ているものの、家族会員カードを持っている妻はJGCのままなのでサファイア相当のサービスしか受けることができません。

 

パートナーステイタスコースを利用すればこのJGCプレミアやダイヤモンドを付与できるため、夫のJGCプレミアをパートナーとして指定した妻に付与できます。ワンワールドエメラルドの資格があればJALなら『サクララウンジ』よりも豪華な『ファーストクラスラウンジ』の利用も可能となります。

それぞれ1名までの同伴者を連れて家族4人でファーストクラスラウンジへ行くことだって可能になるわけです。

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ステイタスを付与できる範囲が広い

家族会員カードは生計を同一にする「配偶者」、「ご両親」、「18歳以上のお子さま」のみですが、

パートナーステイタスコースは配偶者・同性パートナー、JALカード家族プログラム、およびJALファミリークラブにご登録いただいているご家族の方を対象とします。

とあり、同性パートナーや「JALファミリークラブ」を活用できれば孫や孫の配偶者にまで付与することが可能です。

このあたりは少し複雑なので家族プログラムを利用するつもりの人は以下の公式ページをよく確認しましょう。

JALカード家族プログラム
https://www.jal.co.jp/jp/ja/jalcard/function/jfp.html

JALファミリークラブ
https://www.jal.co.jp/jalmile/jfc/

 

JGCプレミア、ダイヤモンドを維持しなければならない

家族会員とは違うデメリットとなる点として、そもそもパートナーステイタスコースはJGCプレミア、ダイヤモンドを達成した人向けに送られる「サービスセレクション」の内容です。

ですのでパートナーステイタスコースを毎年選択するためには毎年JGCプレミアかダイヤモンドを達成しなければなりません。

 

JGCプレミアなら毎年およそ50~80万円分航空券やその他修行費用がかかるので、その分の価値があるのかを検討する必要があります。ちなみにこれを目的にJGCプレミアまで毎年修行している家族もいるのだとか…

ちなみに私は勢いでJGCプレミアまで修行しました。効率よくそして楽しく修行しましたがそれでも56万円はかかっています。

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パートナーステイタスコースは1年おきに内容が決まるため来年もあるかは発表されるまで確定ではない

急に今年から大きく制度が変わってもおかしくないわけです。

これに関してはそもそもJALグローバルクラブの制度そのものが変わる可能性だってあるだろ!というのもあるのでそもそも論ではあるのですが、このサービスセレクションは毎年微妙にコースの内容が見直されています。

内容が発表になるまでわからないのである年に突然パートナーステイタスコースが無くなりました!と発表になるかもしれないのです。(急に無くなることはないかもしれませんが特典内容がだんだんと縮小されるのかなと思います。逆もありえますが)

ですが先ほども言った通りこのパートナーステイタスコースを目的にJGCプレミアやダイヤモンドまで毎年修行する家族もいるのでその客層をJAL側がどう見ているのかが気になるところですね。

 

まとめ

JALのステイタスはJGC家族会員カードを発行したり、パートナーステイタスコースで家族やパートナーに付与できる。これを使えば付与される側は一切飛行機に乗らずともステイタスを得ることができます。

 

結論 修行はしたくないけどJGCが欲しい人はJGC会員と結婚しましょう。

 

それでは、次の現場でお会いしましょう。

 

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