【JGC修行考察】OKA-SIN?OKA-KUL?とか言うけどなぜ沖縄から海外へ行くの?1度に大量のFOPを稼ぐ国際線修行へ!

JGCプレミアを目指し修行中のKKTR(@kkt_witte_r | Twitter)です。
 
 
ついに私も国際線JGC修行に行ってまいりました。国際線修行の利点は
 
一度の旅行で大量にFOPを稼ぐことができること
 
ただ国内線より少し複雑なので敬遠している人もいるかもしれません…今回はそんな海外修行を解説します。
 
少し調べたことがある人は「OKA-SIN」「OKA-KUL」とか言うワードを目にしたことがあると思います。
(OKAは那覇空港、SINはシンガポールのチャンギ国際空港、KULはマレーシアのクアラルンプール国際空港を意味します。読み方は「オカシン」とか「オカクアラ」とか言いますが通称なので正式なのはありません。僕はそう呼んでます)
 
OKA-KULは那覇空港からクアラルンプールへ直行するわけではありません。
 

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OKA-HND-KUL

那覇空港から出発し東京(羽田or成田)で乗り継いでクアラルンプールへ行き、帰りはクアラルンプールから東京で乗り継ぎ沖縄で到着する国際線航空券を意味しています。
 
は?俺は沖縄に住んでねえしそんな面倒なことしないよと思うかもしれません。ですが実はこれがかなり重要なんです。

沖縄発着の真意

まずは、東京発着でクアラルンプール往復と沖縄発着でクアラルンプール往復の値段を見比べてみましょう。
座席クラスはプレミアムエコノミークラスで検索しました。(2019年5月に検索)

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東京クアラルンプール往復プレエコ

 
次に那覇空港発着です。
 

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那覇クアラルンプール往復プレエコ

 
どちらも東京ークアラルンプール間は同じ日で同じ便です。沖縄への国内線を含めた場合
 
プラス1万円(+空港利用料)で往復国内線をくっつけることができます。
これは国内なら場所に関係なく一律で沖縄でも福岡でも新千歳でも一律往復1万となります。
 
次はさきほどの沖縄発着ルートのFOP積算を見てみましょう。値段は総額を単純に半分にして1便あたりの単価も見てみます。

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沖縄ークアラルンプール往復FOP

 

追加した沖縄への往復国内線フライトが凄まじいことになっていることがわかると思います。これは「国際線航空券に含まれる日本国内区間」です。
その名の通りなんですが今回クアラルンプールへ行くためには羽田か成田に行かなければならないので出発地から東京へ行く国内線が必要です。これも当然「有償で購入」しているわけなのでFOPが加算されます。
 
そしてこの「国際線航空券に含まれる日本国内区間」は運賃1(100%)で計算することになっています。

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国内線FOP運賃種別

きちんと書いてありますね。運賃1(100%)は「普通運賃」と同じです。
※2021年2月より国際線の国内区間の積算率のルールは変更されるので注意。(参考:https://www.jal.co.jp/jmb/earn/travel/flight/jal.html
 
 そもそも羽田ー那覇の普通運賃の値段は10月だと…
 

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10月普通運賃

 
45,800円します。
 
 驚異的だと思いませんか?本来4、5万する片道普通運賃と同じ積算率なのにこれが
 5000円!!!!!

 
驚異の単価で大量にFOPを稼ぐ、これが沖縄発着の真意になります。
(那覇空港利用料120円と羽田空港利用料290円が加算されるので片道5410円となっています)
 

(追記)【重要】2021年2月より必ずしも国内区間は100%ではなくなりました。

 
国内区間の予約クラスによって変動するようになります。予約時には必ず予約クラスを確認しましょう。詳しくは以下で

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難点は沖縄への行き帰りの手段が必要

 
この那覇空港発着の国際線修行の難点は沖縄に住んでいないのであれば出発前に沖縄へ来て、帰国して沖縄に到着したあとに帰る手段を用意しなければなりません。
 
この移動でコストがかかってしまっては元も子もありませんが、リスキーなLCCに乗るよりは多少高くてもJAL国内線に乗ったほうが良いと思います。その分でFOPも稼げますしね。
 
 

極限まで稼ぐなら石垣島発着

ちなみにですが、石垣島なら那覇よりも距離があるのでさらにFOPを稼ぐことができます。
当然、石垣島に住んでいない人は石垣島へ往復する手段が必要です。
 
その分の値段や日程調整の難易度は高いのでやはり王道の那覇空港で説明しています。
那覇ー羽田が王道の理由は以前の記事でも説明しています。
 

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JGC修行20192#2-1

 

主な各地へのFOP積算

 海外への修行はアジア・オセアニア線は積算が1.5倍となるのでアジア・オセアニアに行くのが効率が良いです。
 (なぜアジアオセアニアが良いのか?FOPの計算については前の記事 【JGC修行考察】FOP(FLY ON POINT)計算式の基本を抑えよう – KKTR Party! にて説明しています。

 今回はプレミアムエコノミークラス(予約クラスE)で往復した場合の主な各地へのFOP積算と単価を調べてみます。
 

旅程(往復)FOP値段FOP単価
東京ーシンガポール10736¥121,220¥11.29
那覇ー東京ーシンガポール15472¥132,040¥8.53
東京ークアラルンプール10814¥127,190¥11.76
那覇ー東京ークアラルンプール15550¥138,010¥8.88
東京ーバンコク9408¥124,990¥13.29
那覇ー東京ーバンコク14144¥135,810¥9.60
東京ージャカルタ11636¥146,990¥12.63
那覇ー東京ージャカルタ16372¥157,810¥9.64
東京ーシドニー15390¥157,780¥10.25
那覇ー東京ーシドニー20126¥168,600¥8.38

シドニーにいたってはわずか4便で2万ものFOPを稼げたりと海外修行の強さを感じますね。サファイアを目指すのであれば初回搭乗の5000FOPとあわせるとこれだけで半分稼げることになります。
 

予約クラスEは往復の旅程を2日以上空けて検索する

 
上で検索している運賃のクラスは「E」と呼ばれプレミアムエコノミークラスの中で最も安い運賃ですが、変更や取消ができず
往路と復路では到着した日から2日以上間隔を空ける必要がありますので検索するときは注意してくださいね(来たその日に帰る日程で検索したりすると検索結果に現れません)

この予約クラスについても国際線修行を難しくしている原因だと思っています。これについてはこちらの記事で説明しています。

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まとめ

 
那覇空港発着の海外修行は大量にFOPを稼げるが一度那覇空港に来なければならないのでまさに「OKAタッチ」になりますがうまく時間を作って沖縄観光を取り入れるのもいいのではないでしょうか。
行きはともかく帰りはかなり修行感あるので覚悟して臨みましょう。

ちなみに私もOKA発の海外修行をしました。行き先は… 「ジャカルタ」です。
インドネシアに別に興味があるわけでもない私がジャカルタを選んだのには実は理由があります。詳しくは次の記事にて!
 
それでは次の現場でお会いしましょう。

次の記事

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